ペット用品一言コラム No21 フィラリアの予防時期
そろそろフィラリア予防が終わりの季節ですね。
予防は4月から始まって11月で終わりという方が一番多いのではないかと思います。
なぜ、冬場は予防をしないかといいますと、気温18度以下ならば蚊の体内でミクロフィラリアは第3期幼生まで成長できないからです。
第3期幼生以降でないと再度蚊から犬の体内に入っても犬の体内では成長できませんから、寒い期間はフィラリアの心配はないよという考え方です。
でも、例えば暖房の効いている室内ではどうでしょうか?もしかしたら蚊の体内でフィラリアは成長するかもしれませんよね。
また、フィラリアは感染してからミクロフィラリアを産出できるようになるまでの期間が6〜7ヶ月です。
例えば11月末に愛犬が蚊に刺されて、体内にフィラリアが入った場合、5月には成虫としてミクロフィラリアを産出してしまうわけです。
まあ、4月には再度フィラリア予防を始める方が多いかと思いますのでそこまでは成長しないと思いますが、
感染後2〜3ヶ月あれば第5期幼生にはなれますので、ミクロフィラリアを産めないとはいえ、あのにょろにょろした虫が
体内にいることになってしまうわけです。いやですよね。
というわけで私はオールシーズンフィラリア予防してます。
そこまでは必要ないよと獣医さんにも言われますが、子供の頃フィラリアで愛犬を死なせてしまった苦い思い出があるもので・・・・・
あくまでも私個人の方針なので参考までにご紹介しました。
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